JCIA イノベーション中国国内活動拠点
蘇州ナノポリス(江蘇省)
蘇州工業開発区―蘇州納米科技有限公司が管理・運営する世界最大のナノテク産業コミュニティです。
全世界にはマイクロナノ製造工業園区が8拠点あり、内1拠点が蘇州工業開発区に公認開業されました。2013年の開業以来、累計280社以上のナノテク応用領域企業が入居し、ナノ新材料、マイクロナノ製造、エネルギー環境技術、ナノバイオ医薬の四大産業が集まっています。
ベンチャー企業以外に日産化学工業㈱等の日本企業や中国科学技術院電子所蘇州研究所、深圳専心製造研究所、江蘇省ナノイノベーションセンター、武漢大学インキュベーター等の中国国内の大学や研究所が拠点を設置しています。また、本拠点を国際コミュニティ拠点として、フィンランドやオランダ、チェコ、カナダ、イランが国際センターを創立しました。
天津市西青区
1992年に西青区が設立され、国家級の経済技術開発区です。天津市は16行政区画があり、中心部である市街区は6つの区で構成されています。西青区は市街区(6区)の南西部に位置し、天津市の外環状線の5分の2は西青区にあり、中心部とは最も密接な地域です。2015年のGDPは1050億元。成長率16%と沿岸部では最も高く総合経済力は天津市のトップレベルです。2017年3月現在の企業数は2,346社。投資総額は$213.3億に達しています。国別では32カ国。フォ-チュンベスト500社の内39社及び150社を超える日本企業が進出しています。現在、華創(天津)イノベーションセンターの設立に向けて構想を進めています。
衡山科学城(湖南省)
衡山市人民政府により主催され、主な産業はAI(人工知能)、生物薬品、光電子情報、インターネットプラス産業、知能家電製品と電子タッチスクリーン産業及び文化創造産業の6つの産業です。
科学城には招商ビル及び金融ビルの高さ100m以上の2つのビルが完成し、インターネット金融株式クラウドファンディング取引プラットフォーム及びビッグデーターセンター、『大衆産業と創新』という電子商取引科学技術創新プラットフォームも設置しています。
濰坊市(山東省)
1988年施行の国家高新技術(ハイテク)産業開発区のある高新技術都市に指定されました。主な伝統的産業は機器製造、繊維・衣服、自動車製造、石油化学、製紙・紙製品、食品加工です。現在は、電子情報産業、生物薬品、省エネ・環境保全、新エネルギーと電気自動車製造、知能装備及び海洋動力装備など6つの戦略的な新産業も発展しています。産業発展に伴い、福田雷沃国际重工股份有限公司の日系企業をはじめ、地元濰坊市のLED照明メーカーなど、成長著しい中堅企業が際立っています。
深圳市龍崗区
GDPが日本円にして30兆円を超え、上海・北京・広州に次いで中国四位にランク入りしました。龍崗区は深圳市の最大、最強の産業集積拠点です。ハイテク最新技術産業が盛んで、その他、伝統産業や物流及び金融産業の集積拠点でもあります。本拠点にはファウェイ(華為)、BYD、神脳電脳などの中国企業や外国企業など生産高が億人民元を超えた重点企業が324社入居しています。通信設備、電子設備製造業、電器機械及び機材製造業、電力・熱力の生産供給などの産業が注目されています。
寧波賽創未来 賽伯楽基金(浙江省)
浙江賽創未来創業投資有限公司は、浙江賽伯楽投資集団に所属し創新創業サービスを提供しています。主とするサービスは投資です。『人材+資本+インキュベーション』の包括的な創業サービスを提供しています。
塩城市(江蘇省)
黄海に隣接する臨海都市です。一帯一路と経済中心とが繋がり、江蘇省沿海一体の要衝として、江蘇省北部は唯一長江デルタ地帯の都市計画に入選しました。
現在、塩城市には一つの国家級ハイテク産業区、一つの国家級開発区、一つの国家級総合保税区、10の省級開発区、3つの省級ハイテク産業があります。なお、塩城市には港と空港があります。大豊港は門司港、長崎港、博多港と定期運行船が就航。南洋国際空港は、現在、東京との航路を申請中です。